自民党ハト派 2014 8 30

2014年8月29日の産経ニュースWeb版には、このような記事がありました。

防衛庁長官時代から自衛隊を「軽侮」していた加藤紘一氏

 初代の内閣安全保障室長、
佐々淳行氏の新著「私を通りすぎた政治家たち」(文芸春秋)が面白い。
 第2章「国益を損なう政治家たち」を読むと、
佐々氏が防衛施設庁長官として仕えた、
加藤紘一防衛庁長官(当時)に対する評価は辛辣(しんらつ)そのものである。
 本書によれば、加藤氏は、長官として迎えた最初の参事官会議で、無神経にも、こう言い放った。
「若いころマルクス・レーニンにかぶれないのは、頭が悪い人です」
 会議に出席していた佐々氏をはじめ統合幕僚会議議長、陸海空の各幕僚長も背広組も、
みんな共産主義には縁遠い人ばかりだったのに、である。
佐々氏らは会議後、「私たちは若いころに頭が悪かったんですな」と顔を見合わせたという。
(中略)
 そんな加藤氏は今年5月、共産党機関紙「しんぶん赤旗」に登場し、
訳知り顔で集団的自衛権の行使容認反対論を語っていた。
(引用、以上)
 念のために書いておきますが、
加藤紘一氏は、自民党の政治家です。
 若い人からみれば、記事内容だけで判断してしまうと、
加藤氏は、社会党出身だったのではないかと思うかもしれません。
 確かに、民主党政権時代は、
社会党出身の政治家が大臣になっていました。
 しかし、この記事が書いている時代は、
自民党の単独政権時代だったと思います。
そして、加藤氏は、自民党ハト派の代表格のような存在だったと思います。
 これが実態ならば、
自民党ハト派は、社会党や共産党の出張所のようなものだったのでしょうか。
(参考)
 記事には、もっと「すごいこと」が書いてありましたが、省略しました。


















































































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